小石になってみた~もしも小石になれたなら、あなたは幸せ?~

みなさんどうもこんにちは。


最近の悩みは靴下から腐ったポップコーンの匂いがすることな大学生、ツリーです。



突然ですがあなたは
人間ではない“なにか”」になったことがありますか?




私はありません。




あるはずがないですよね。




それができるならもうその時点で人間っつうか妖怪かなんかじゃね?って話ですよね



(もしそのようなご経験のある方でこの記事を読んで下さっている人間の方がおられましたら深くお詫び申し上げます)



では、「なってみたい」


と思ったことは?これならあるのではないでしょうか。




例えば小石や木、自動販売機など、『人間ではない“なにか”』になりたいと思うことはあるのではないでしょうか。




私はあります。




人間として生きていく中で




将来への不安や焦りに強いストレスを感じ


複雑な人間関係に疲弊


仕事や勉強や家事に忙殺され


そのような叶うはずもない願いによって

現実逃避をしているという方もいるでしょう。




なんとなく適当に「なってみてえなー」と思う方もいるでしょう。




本気で「クッ……右目が疼く……!このままじゃ、小石になっちまう……!」と思っている方もいるかもしれません(いねえよ)。




この記事を読んでくださっている方の中には、本気で人間でいることに疲れてしまった方もいるのではないでしょうか。




でも、考えてみてください。




もしも人以外の「なにか」になれたとして、あなたは本当に幸せなのか――




生きることに疲れてしまったあなたなら、「当然だ」と答えるかもしれません。



誰かに裏切られたあなたなら、

「今よりはましだろう」と答えるかもしれません。




努力しても努力しても報われないあなたなら



「どの道幸せになんてなれはしない」



と答えるかもしれません。




では、この記事を最後まで読んでみてください。




あなたはきっと今よりも、人に生まれた幸せを、感じることができるのではないでしょうか。



“「人生」と「小石生」は、どっちが幸せ?

 小石になってみた(つもり)!”



人間誰しもが一度は考えるであろう「もしも」の話。



例えば、


「もしも小石になれたら、働かなくてもいいし、勉強もしなくていいし、悩むこともないし、いちゃつくカップルを見てイライラすることもないのに!」など。




ではなぜ人はそのようなことを考えるのか。それは、『絶対になれないから』である。



だから人はいつまでも、そんな叶わぬ夢を見る。現実から逃げる。



そして今の自分の置かれた状況を嘆き、また夢に逃げる。



人間に生まれた宿命ともいうべき、負のスパイラル。 

         


          

それを断つためには、どうすればいいのだろう。一体、どうすれば……





「だったら、なってみればいいじゃないか!!」






と、いうことで。

今回は、小石になってみたいと思います。



まあ、私は残念ながら魔法も異能も使えないので、厳密には小石になった“つもり”になります。


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人々が行き交う歩道の端で、誰の目にも触れず、気にかけられることもなく、そこに“わたし”はいた。



確かにここに存在しているはずなのに、まるでいないかのように扱われる。



まさに文字通りの「路傍の石」状態でひっそりと転がっているのは、見事小石への転生を果たした元人間―






――はい、どうも、ツリー改めコイシーです。



とりあえず、小石になってみました(つもり)。

しかし、もうすでに若干心が折れそうです。



いや、なんだかんだこの世界、人間が主導権握ってますからね。

小石にとっては本当、生き辛い世の中ですよ。



……え?人間辞めたこと、早速後悔してるんじゃないかって?いやいや、バカ言っちゃいけませんよ、せっかく自由を手に入れたんですから。



さあ、まずは何をしようかな!



ゲーム……は、できないか。
ショッピング……も、できないな。
映画……は、入れない。


じゃあ、何をしようかな……とりあえず、転がっとくか……。



その後の私の小石生は、悲惨なものでした。


雨に濡れ、風に晒され、車に轢かれ。



人間の小学生に

「家まで蹴り続けて持って帰るゲーム」の駒にされ。



綺麗な丸だった私の身体は、気が付けば触れると怪我をしてしまいそうな程に、角ばってしまっていました。




……まるで、荒み切ってしまった私の心のように。



今でも思い出すのは、人間時代に持っていた自由に動く手足



「痛いよ、やめて、駒にしないで」と言うことのできる口。


そして何より――家族や友人など、大切な人達の姿。



そして私は人間であった時に小石になりたいと思ったときよりも強く、人間に戻りたいと、心から願いました。


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“「人間として生まれたこと」がすでに、

奇跡のような幸せなのです!”


はい、どうも、ツリー改めコイシ―改めツリーです。




早く人間に戻りたい、そんな小石人間コイシ―は無事、人間に戻ることができました。




ここまで読んでくださった寛容な読者の皆様にはまず、こんな茶番劇に付き合っていただいたことへのお礼を申しあげます。




この記事を読んで、バカみたいだと思った人もいらっしゃるかと思います。




ですが、こんなバカみたいなことができるのも、それをこういった形で多くの方々と共有ができるのもひとえに私たちが人間であるからです。




人間という生き物は、他の何よりも最も、可能性に溢れています。




仮に今報われていなかったとしても、不幸であったとしても、きっといつか、幸せになれる日が来るはずです。




私だって、生まれ変わりたいどころか、消えたいと思ったことなんて、いくらでもありますから。




それでも今こうやって楽しくやっているのですから。




お前なんかに何が分かるんだと思うかもしれませんが、そりゃあ分かりますよ。



だって、“同じ人間”なのですから。



私が伝えたかったのは、こういったことです。



小石がどうとか、いかに人間が恵まれた生き物であるかなんて、話の種でしかありません。



辛くなったら遠慮せずに、誰かを頼ってください。

泣きついてください。



――またここを、覗いてみてください。



そういった繋がりを持てるところが、人間として生まれてきた、一番の幸運なのですから。



この記事をきっかけに、人生をもっと楽しんでみてください。



それではみなさん、またお会いしましょう。お元気で!

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